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クロアチアで豪人女性が行方不明 進展のない捜査に苛立つ父親

 【メルボルン29日AAP】9月19日にクロアチアで行方不明になったメルボルン出身のバックパッカー、ブリット・ラプソーンさん(21)の家族は、ブリットさんが最後に目撃されたとき、ドブロブニクにあるナイトクラブの外で話をしていた男性グループに誘われ、車に乗り込もうとしていたと語った。

 父親のナイジェル・ラプソーンさんは必死に娘の捜索を行っているが、ドブロブニク警察やオーストラリア当局からは何の支援も受けていないと語った。一方、スティーブン・スミス外交・貿易相のスポークスマンは29日夜、豪連邦警察(AFP)の警官が捜査に協力するためにロンドンから現地へ派遣されたと語った。「我々は引き続き現地当局やご家族の方と定期的に連絡をとり、出来る限りの協力をしたい」とスポークスマン。

 ナイジェルさんの息子、ダレンさんはクロアチアを訪れ、9月18日にナイトクラブを出た後のブリットさんの足取りを追っている。ナイジェルさんはフェアファックス・ラジオに対し、娘を捜索するために出来る限りのことが行われていると聞いていたが、結局何の捜査も実施されていなかったことが分かったと語った。

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