【シドニー30日AAP】警察は、シドニー市内ザ・ロックスのヒックソン・ロードで車に向かって重い物が投げられたという2件の通報を受けた。
28日午後9時30分、乗客が下車しようとしていたタクシーに向かって、高架橋から縦60センチ、横40センチの鉄格子が投げられた。負傷者はなかったものの、タクシーのボンネット部分が破損した。
また、27日午後7時15分から9時50分の間に発生した同様の事件では、投下された重い物が駐車してあった車に当たり、フロントガラスが割れた。
警察は、CCTVカメラの映像を分析し、地元住民への聞き込みを行った。また、こういった犯行が繰り返されると罪のない人が重傷を負ったり死亡したりするような事態も起こり得るとしており、マレー・レイノルド刑事調査官は、「地元の人々と話し合いの場を持ち、こういった行為は深刻な結果につながることを強調する予定である」と述べた。