【キャンベラ6日AAP】 連邦政府は、世界的にリコールされたタカタ製のエアバッグについて、安全に関する警告を公式に発令した。
マクコーマック中小企業相は6日、「公式に警告を出すことで、エアバッグ交換が迅速に行われるだろう」と話した。政府は先週、エアバッグのリコールの進捗状況について自動車製造業者らに回答を求めたばかり。
国内で15企業が75件のリコールを発表したが、対象車両およそ150万台でエアバッグが交換されていない。
オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、「タカタ製エアバッグ搭載の車両の危険性、自動車会社が消費者に危険を知らせたかどうか、交換が適切かつ迅速に行われているか調査する」と声明を発表した。ACCCは、強制リコールの可能性も含めて将来的に考えられる対応について、数週間内に政府に報告する予定だ。