国際

北朝鮮制裁決議を支持 豪政府

【キャンベラ6日AAP】   国連の安全保障理事会は、ミサイル発射を続ける北朝鮮に対し、渡航禁止や経済制裁措置を取る決議を採択した。連邦政府は6日、オーストラリアもこの動きに従う意向を発表した。

米国作成の北朝鮮に対する制裁には石炭、鉄、鉛、海鮮物の輸出禁止を含む。また、新たに北朝鮮労働者が海外で働くことも禁止する。さらに、北朝鮮を支援する活動に関与した人物の渡航禁止、北朝鮮との新たなジョイントベンチャーの禁止、既存のジョイントベンチャーへの新たな投資の禁止が含まれる。

ターンブル連邦首相とビショップ外相は6日、「制裁によって、北朝鮮の不法行為に大きな打撃を与え、兵器資金も抑えられることになる」と共同声明を発表した。両氏はまた、北朝鮮は世界平和と安全に脅威を与えているとして、国際的な結束の必要性を繰り返し表明。制裁措置に直ちに踏み切るよう、国連全加盟国に呼びかけた。

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