【メルボルン3日AAP】VIC州の一部地域で、8月~9月にかけて試験的にスーパーマーケットのレジ袋が有料化され、使用量の減少効果がみられた。
レジ袋が有料化されていたのは、ウォーナンブール、ワンガラッタ、ファウンテン・ゲートの3地域にある「ウールワース」「セーフウェー」「アイ・ジー・エー」などのスーパーで、1袋あたり10セントが徴収された。
ギャバン・ジェニングスVIC州環境気象変動大臣によれば、試験導入中の8月18日~9月14日までに、対象地域ではレジ袋の使用量が79%減少したという。ジェニングス大臣は、州政府が今回の試験導入結果をもとに業界と協力して、国家的アプローチに向けて取り組んでいくと述べている。なお、試験導入中に集まったお金は、地元の環境プロジェクトに充てられることになっている。