【ブリスベン7日AAP】酒類・ホスピタリティー・雑事組合(LHMU)は、この2週間の間にQLD州で患者が救急隊員に暴行を加える事件が発生していることから、救急隊員は安全を確保するために唐辛子スプレーを携帯すべきと主張した。
LHMUの州事務局長、ジェイソン・ダットン氏は「我々は救急隊員への暴行を警官に対する暴行と同様に深刻な問題として取り扱うことを要求する」と語った。「ニール・ロバーツ緊急サービス相は、救急隊員の保護の法制化を推進しており、現在、法制化の準備が行われている。しかし、法案が導入されるまでの間も、病院の外で何時間も待機させられていら立っている患者が救急隊員へ暴行を加える危険性はますます高まっている」とダットン氏。
ダットン氏は「我々は救急隊員に対して暴力的な患者から自己防衛するための手段を与える必要がある」と訴えた。