国際

日豪通商協定締結から60年 記念式典

【キャンベラ8日AAP】   日豪通商協定が締結されて60年を迎える。8日、キャンベラで行われた記念式典にはジョン・ハワード元連邦首相、シオボ貿易相および日本の草賀純男大使が出席した。

60年前、ロバート・メンジス連邦首相と岸信介首相は日豪通商協定を締結した。両国が敵として戦った第二次世界大戦終了からわずか12年のことだ。

ハワード元首相は、「日豪通商協定によって両国の経済成果はその後数十年によって強化された」と述べ、当時の両国政府による先見の明を称賛した。当時、退役軍人会(RSL)や与党自由党、国内の産業界からも協定に反対の声があったという。

シオボ貿易相も「日豪の現在の経済関係は“壮大な構想”と“政治的勇気”の賜物だ」と語った。2008年まで日本はオーストラリアにとって主要輸出市場であり、2014年に両国は自由貿易協定に調印している。

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