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誘拐未遂の通報が相次ぐ シドニー南西部

 【シドニー7日AAP】シドニー南西部で少年が誘拐されかけたという通報が相次いでおり、警察は親たちに対し、「安全な人たちと安全な場所へ」というメッセージを今一度子供たちに明確に伝えるよう警告している。

 警察によると、最初の事件はリバプールのスイミング・センターで3日午後6時ごろ、11歳の少年が友人と同センターを立ち去ろうとしていた時、40~50歳くらいの地中海諸国系もしくは中近東系の男に襟をつかまれた。少年が叫んだために男は手を離して近くに停車させていた銀色の車に戻っていった。

 また5日には、リバプールからほど近いバズビーで午後1時30分、10歳の少年が、薄金色のホールデン・コモドアを運転していたインド人またはパキスタン人風の男に呼びかけられた。この少年は怖くなって近くの家に走って逃げた。

 これらの事件に関する情報提供はクライム・ストッパーズ(電話:1800 333 000)まで。

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