【シドニー13日AAP】アンドリュー・シピーネNSW州警視総監は、アルコール関連の暴力行為を抑制するために州内のパブやクラブの営業時間を早めるよう求めた。
シピーネ氏は地域社会の安全が確保できるなら、パブの営業時間を早めることに賛成だとした。同氏によると、営業時間が遅いことと暴力に関連性があることを研究している機関があるという。シピーネ氏は「酔うために酒を飲む」という習慣はなくすべきとし、「アルコールと犯罪の関連性は喫煙と肺がんのように明確である」と語った。
「ロサンゼルスのパブの営業時間は午前2時までで、我々が抱える問題がない」とシピーネ氏。
アルコール関連の暴力と犯罪により、NSW州では多額の損失が出ており、また地域社会へは著しい損害を与えているとした。