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日本人男性、シュノーケル中に死亡 ケアンズ近郊

 【ブリスベン22日AAP】QLD州ケアンズ近郊のグリーン・アイランドで21日、シュノーケリングをしていた日本人男性(22)が行方不明となった。ツアー関係者が捜索を開始した1時間後の午後2時40分ごろ、男性の遺体が発見された。

 死亡した男性は妻と共に、クイックシルバー・グループ主催の「グレート・アドベンチャーズ・ツアー」に参加。グリーン・アイランド訪問は同ツアーの一環としてであった。同グループのマシュー・ハーレーGMによると、男性が泳いでいたのは、ライフガードがいてパトロールがちゃんと行われている遊泳区間内のビーチであった。

 グリーン・アイランド周辺の海で日本人観光客が死亡したのは過去3年間で4人目となる。ビッグ・キャット・グリーン・アイランド・リーフ・クルーズ社の業務責任者であるスティーブ・デイビス氏は、海でのアクティビティに参加を希望する人たちには、免責事項などを記した書類に署名をしてもらい、シュノーケリングを行う際には日本語字幕付きの英語のビデオを観てもらうと話した。

 グリーン・アイランドはグレート・バリア・リーフの中でも最も人気のある訪問地で、アジア諸国向けのQLD州観光プロモーションではメインの観光場所として取り上げられている。

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