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太陽光発電で日中の電力賄う NT

【デイリーリバー10日AAP】  NT準州デイリーリバーの先住民コミュニティで今年9月、太陽光発電所と蓄電所が完成し、昼間の電力需要をこれだけでほぼ賄える見通しであることが分かった。同準州の労働党政権は、再生可能エネルギー目標50%を目指している。

 

NT準州と連邦政府は、ナウイユとして知られる先住民コミュニティにおいて、再生可能エネルギー事業を進めており、約5500万ドルを拠出。同事業により、ディーゼル燃料の約15%を削減し、9400万リットルの燃料を節約できるという。

 

NT準州のゲリー・マッカーシー公益サービス相は、太陽光発電は気候変動問題を乗り越え、2030年までに再生可能エネルギーを総電力の50%とする目標への、さらなる一歩だとした上で、「蓄電池のコストが今後数年間で大幅に縮小すれば、太陽光発電や蓄電技術は、今よりもっと実用化してくだろう」と話した。

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