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競泳のグラント・ハケット選手、政界入りに意欲

 【シドニー26日AAP】オリンピック金メダリストのグラント・ハケット選手(28)が、ゆくゆくは政界入りし、連邦政府の大臣になりたいと語っている。

 ニューズ・リミテッド紙のインタビューの中で、ハケット選手は競泳選手として引退後は、金融関係のキャリアを積み、その後に政界入りしたいと考えていることを明かした。ハケット選手は経済や精神衛生、スポーツなどに関心があるが、政界入りする前に最低でも10年間は金融の経験を積みたいと語っている。

 ハケット選手は「もちろん、政界の最高幹部に登り詰めたいです。そうすれば、最高のレベルで貢献することができますし、影響力も大きいですから。僕は熱意にあふれた、意欲的な人間なんです」とコメントしている。労働党と自由党は、ハケット選手を候補者として立てることに関心を示しているが、ハケット選手自身は、どちらに入党するかは決めていないという。

 ハケット選手は2~3カ月後からウエストパック銀行でプライベート・バンキング分野の仕事を始めることになっており、現在、競泳選手として残り1シーズンもしくは2シーズン続けるかを検討しているという。

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