政治

QLD野党 道路速度見直しを公約

【ブリスベン12日AAP】   QLD州野党の自由国民党は、政権奪回の際に同州道路の制限速度を見直すと発表した。

ティム・ニコルズ州自由国民党党首は、ドライバーが常にスピードを上げ下げしなくていいように、制限速度を標準化させることが狙いだと説明。2014年に使われた形式に似た方法を用い、制限速度の見直しを希望する道路を市民が指定、これを専門家によるパネルが討議して最終決定するという。

ニコルズ氏はまた、同州の道路で安全な最高速度は時速110キロメートルだとして、「これを引き上げる考えはない」と話した。一方で、ブリスベン市中心部の制限速度40キロメートルに関しては、見直す余地もあるという。

同氏はさらに、同州の年間交通事故死者数は自由国民党政権時代の2014年が最も低く、その後労働党政権下で増加したと指摘。スティーブン・マイルズ州道路相代理はこれに対し、「経済成長による自動車数の増加や混雑した道路などあらゆる要因による」と返答した。同州の交通事故死者数は11日午前零時の時点で、昨年より7人少ない147人だった。

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