【シドニー14日AAP】 シドニーは14日朝、市全体が煙のもやに包まれた。夏の“ブッシュファイヤー・シーズン” に備えて前日に地方で行われた、野焼きの煙が流れたためだ。
NSW州サザンハイランズ地方で13日、山火事を未然に防ぐ目的で地方消防サービス(RFS)が野焼きを行った。今冬の乾燥した気候により、州全体で山火事の危険が高まっているという。RFSの広報官は14日、「州の大部分で降水量が平均を下回り、今後もまとまった雨は予想されていないため、野焼きも多数行う必要がある」と述べた。今年の山火事シーズンはかなり大規模になると予想され、シーズン前に野焼きをしておくことが不可欠だという。
シドニーのもやは14日正午までに消える見通し。