【キャンベラ16日AAP】 公共放送ABCとオーストラリアン紙が伝えたところによると、連邦政府の関係者は、オーストラリア出身のIS戦闘員キャレド・シャルーフと二人の息子の死亡を確認したもようだ。
シャルーフは2013年にオーストラリアからシリアへ渡航し、過激派組織ISに加入した。政府関係者は、シャルーフが息子のアブダラ(12)とザルカウィ(11)とともに今月11日、連合軍による爆撃を受けて死亡したとしている。
ABCによると、オーストラリア国内の過激派組織メンバーは、シャルーフと息子たちの遺体が写った写真を確認したという。シャルーフは2014年、息子の一人が斬首された頭部を掲げている写真を公開したことで、世界の注目を集めた。