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極右ハンソン党首 ブルカ着用で議会へ

【キャンベラ17日AAP】  連邦上院議会で17日、質疑応答の時間に、極右政党ワンネーション党のハンソン党首が、イスラム教徒の女性が着用するブルカを身に付け出席するというパフォーマンスを行い、ブランディス司法長官や多くの議員がこれを激しく非難する一幕があった。

 

ハンソン党首は黒色のブルカを着用し、ブランディス司法長官に対し、連邦議会でブルカの着用を禁止するかと質問した。全身と顔を覆うブルカは、欧州のフランス、オランダ、ベルギーのほか、アフリカのチャドやコンゴなどで着用が禁止されている。

 

ブランディス司法長官はハンソン党首に対し、大部分のイスラム教徒は法律に従っているとした上で、「宗教的な意味を持つ衣服をばかにするのは最低の行いだ」と強く非難。一方、ハンソン党首は、その後に出演したラジオ番組で、ブルカの着用は自身の考えだったことを明かし、「女性を抑圧するためのもので、宗教上求められているものではない」との考えを示した。

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