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ガレージに6歳児を監禁していた父母に実刑判決

 【パース7日AAP】昨年11月、ガレージ内に監禁されていた6歳の男児が発見・保護されるという事件があった。7日、この事件の裁判が行われ、男児の養父母に実刑判決が下された。

 男児の養母は最長2年8カ月の実刑となり、その夫には3年2カ月の実刑が言い渡された。養母は1年4カ月後に仮釈放の権利を得ることができ、夫は1年6カ月後となっている。

 判決を下したフレデリック・スライト裁判官はこの事件について「幼い少年に対する恐るべき放置と虐待」であると述べ、「私は、深刻な身体発育の遅滞を生じさせるほど長期間にわたって放置と虐待が行われたと結論づける」と述べた。

 監禁されていた男児は、昨年11月にパース小児病院に搬送されたとき、身体には複数の打撲傷を負っており、体重はわずか12キロで、深刻な栄養失調と発育障害に陥っていた。7日の裁判では、男児の身体の成長が4歳半のときから止まっていたことなどが述べられた。

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