【メルボルン10日AAP】ザ・サンヘラルド・サン紙は10日、VIC州政府はアルコール関連の暴力を減らすために今年初めにメルボルン市内で試験的に実施した午前2時のパブ・クラブの閉鎖を断念する見通しであると報じた。
州政府は、規模の大きいナイトクラブでの暴力など、特定の問題に焦点を当てたより戦略的で制限付きの閉鎖システムを導入する予定。また政府は10日、2006年度の州選挙で公約に掲げた350人の警察官を新たに採用する計画を発表する予定。
同紙は週末やクリスマス前は最低150人の警官がメルボルン中部に配置される見通しであると報じた。
新しく導入されるリスクベース酒類販売許可制度のもと、治安に問題を抱えるクラブは酒類販売許可証を保持するために今まで以上に費用がかかる。