【キャンベラ10日AAP】長期就労ビザ457で就労している外国人労働者5人は10日、豪看護師連盟、豪製造労働者組合、建設・林野・鉱山・エネルギー組合(CFMEU)からの代理人とともにクリス・エバンズ移民相と面会し、雇用主による外国人労働者の搾取に関して詳しく説明する予定。
外国人労働者は病気のときに就労を強制され、雇用主から個人的に脅迫行為を受けるなど苦痛を感じているとした。
CFMEUのジョン・サットン局長は、長期就労ビザ457を取得すると外国人はオーストラリアで一時的に就労が認められ、労働不足を緩和できるとし、過去8年間で発行件数は約3倍になったとした。サットン氏は「この計画は搾取・脅迫行為を拡大させるだけでなく、雇用主が技術者不足を過度に主張し、弱い立場にある労働者を酷使することを正当化する傾向がみられる」と語った。