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カンタス航空の乗客数が減少 金融危機の影響

 【シドニー10日AAP】世界金融危機の影響を受け、カンタス航空の乗客数が減少しており、国内線の乗客数にも影響が出始めている。

 カンタス航空の月度統計によると、2008年9月の時点で全体の乗客数が昨年と比較して0.2ポイント減少した。また、9月の国内・国際線の座席利用率(RSF)は2.1ポイント下がり、79.8%に落ち込み、事業年度が始まった7月から3回連続で減少をみせた。

 カンタス航空のジェフ・ディクソン最高経営責任者は、世界の航空会社は需要の低迷と燃料費の高騰の影響で苦しい状況に陥っているとした。同航空は世界各地ですでに1500人を解雇している。

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