【ブリスベン11日AAP】QLD州政府は来年1月1日から全ての違法行為に対する罰金額を33%引き上げる予定で、その結果歳入が年間7000万ドル増えることが予想される。
処罰判決法のもと、交通、ボート、ゴミの投棄、喫煙に関する全ての違法行為は1ペナルティーユニットが75ドルから100ドルに引き上げられる。たとえば、運転中の携帯電話の使用は3ペナルティーユニットで、罰金は225ドルから300ドルへ上がる。
1ペナルティーユニットの罰金額が引き上げられるのは1999年以来初めて。
10日夜、アナ・ブライQLD州首相はクーリエ・メール紙に対して、罰金額の変更は人々の行動を改善するためとした。ブライ氏は「QLD州は全国でぺナルティーユニットが最も低い。法律に違反する人の罰金をこの州だけ安くする理由はない。罰金が抑止効果を持つために、時には罰金額を引き上げる必要がある」と語った。ブライ氏は、今後はペナルティーユニットを3年に一度見直しする方針を示した。