【キャンベラ13日AAP】連邦政府は、オーストラリアは金融恐慌対策として金融サービス部門の見直し作業を終了させたとし、世界の中では最も早く対策をとった国のひとつであると述べた。
ニック・シェリー企業統治大臣は、格付け会社やリサーチ・ハウスの管理強化や、非公式の株の空売りに対する開示要求、取引を裏付ける株を手当てしないままでの空売り(naked short selling)の永久的禁止などといった内容の金融サービス部門に関する改正事項を発表した。
今週末、ワシントンDCで開催される「20カ国・地域の財務相・中央銀行総裁会議(G20)」では、世界的金融恐慌の対策が話し合われる。