【シドニー14日AAP】オージー・バックパッカーたちは、精子提供というちょっと変わった形で英国での旅行費用を稼いでいるという。
ニューズ・リミテッドが伝えたところによると、英ロンドン市内にある不妊治療クリニックは、国内での精子提供者の3分の1は海外から来た人たちで、中でも現金収入を求めるオーストラリア人が多数を占めているとした。
ロンドン市内で最も大きなクリニックの1つであるブリッジ・センターのスポークスマン、ティム・モッツ氏は、英国内での精子提供者の数が非常に少ないため、クリニック側としても多くの男性からの精子提供が必要であるとした。
「我々には彼らが必要だ。英国で12カ月過ごす予定があるなら、精子提供で小遣い稼ぎができる。ラグビーの試合のためにウイッケンハムに来るオーストラリア人選手たちにも、精子提供を“するべき優先事項”として伝えるべきだ」とモッツ氏。