【メルボルン14日AAP】金融分野組合(FSU)は、大手銀行が再編を実行した場合、今後12~18カ月間に最大1万人が解雇される可能性があるとしている。
FSUのレオン・カーター長官は、ANZ銀行が3000人の大規模な解雇をクリスマスまでに行うという憶測があり、他の銀行もこれに続く可能性があると述べている。ウエストパック銀行が、セイントジョージ銀行と合併の際に5000人を解雇するという憶測もある。カーター氏は「今後12~18カ月の間に、銀行部門で1万人が解雇される可能性があると私たちは考えている」と述べており、連邦政府に対して銀行が大幅な人員削減を見送るように働きかけるよう要求している。