【シドニー26日AAP】シドニー周辺の給油所では、ガソリン代が3年ぶりに1リットル当たり1ドルを下回った。
1ドル未満の販売価格だったのはエタノール混合ガソリン(E10)で、シドニー南西部フェアフィールドにある給油所「スピードウェイ」では1リットル98.7セントで販売。その他のフェアフィールドの給油所、シドニー北東部ビーコン・ヒルやフレンチ・フォレストでもE10の販売価格は1リットル当たり98.9セントだった。
ガソリン価格の安い給油所を探すための独立ウェブサイト「motormouth.com.au.」によると、26日にシドニー周辺で一番安く無鉛レギュラーガソリン(ULP)が購入できたのはシドニー市内西部クロイドン・パークにあるBP給油所で、1リットル当たり100.9セント。また、フェアフィールドやビーコン・ヒルなどの給油所でもULPの販売価格は1リットル101.9セントだった。
シドニー周辺にある複数の個人経営の給油所は先月、石油企業の反競争的な慣行に反対するため、通常の販売価格から40セント値下げし、1リットル当たり94.9セントでガソリンを販売した。