【キャンベラ24日AAP】 オーストラリアでは、国内で起きた組織犯罪による損失額が、年間360億ドルに上ることが、オーストラリア犯罪情報局の調べで分かった。犯罪や資産隠しに関わる弁護士、会計士、コンピューター専門家らが増加しているという。
組織犯罪のうち、最も多いのは「なりすまし」だが、「プロの仲介役」を利用したケースも増加傾向にあり、深刻化しているという。職業別では弁護士、会計士、ファイナンシャル・アドバイザー、移民エージェント、株式仲介人、不動産エージェントなどで、組織犯罪が多くみられるという。
さらに調査は、公共セクターにおける汚職が大きな問題になりつつあると指摘。トランスペアレンシー・インターナショナルが公開している腐敗認識指数(CPI)が、オーストラリアでは2012年の7位から、2016年には13位に後退している。