【シドニー28日AAP】インドの金融中心街ムンバイで26日、イスラム教武装グループによる同時多発テロが発生した。死者数は125人に上るとみられている。
このテロではデッカン・ムジャヒデイーンと名乗る団体が犯行声明を出しており、同グループは、市内中心部のチャトラパティ・シバージー駅やタージマハル、オベロイ・トライデントなどの超高級ホテルなどを相次いで襲撃した。
現場に居合わせた人の証言によると、犯人グループは西洋人を狙い、銃を持った男たちがおびえる観光客に対し国籍を聞いていたという。
現在、1人のオーストラリア人の死亡が確認されているが、サイモン・クリーン外相代行は、豪人死亡者数は今後増える可能性があると述べた。