【キャンベラ30日AAP】タイの主要国際空港で反政府勢力によるデモが続いており、多くの豪人がタイで足止めされている中、ウタパオ軍用国際空港から出航したタイ発シドニー行の飛行便は席の半分が空席状態であることがわかった。
豪外務・貿易省(DFAT)は現在、バンコクから150キロほど離れた地点にあるウタパオ国際空港での増便をタイ当局と交渉している。また、反政府勢力の影響を受けているバンコクの空港では、豪連邦政府がウタパオ国際空港やバンコクから約900キロ離れた地点にあるリゾート地、プーケットから便を出航させる調整を行っている。
カンタス航空は12月1日夜にプーケット発シンガポール行の便を追加する予定。しかし、この便の利用客はプーケットまで14時間の長旅に耐えなければならない。