【シドニー1日AAP】鉄道利用者数の増加と地方の観光業の活性化を目的に、NSW州政府は同州の長距離鉄道を運営するカントリーリンクの子供運賃を夏の間1ドルとする試みを実施することが分かった。
ネイサン・リースNSW州首相によると、通常運賃を支払う大人が1人付き添う場合、16歳未満の子供4人までがカントリーリンクの鉄道内をどこでも1ドルで乗車できる。また、カントリーリンクの鉄道が走る同州とQLD州、VIC州との州間でもこの運賃は適用される。
1ドルの運賃は2月末まで360カ所の目的地で適用される。
NSW州政府は、観光業の活性化に加え、今回の試みによって過去5年間にわたり利用者数を減らしていた鉄道サービスの利用者が増えることを期待している。