【シドニー25日AAP】 オーストラリア人女性のリサ・ブレアさんがこのほど、女性として初めてとなる、南極大陸の単独周航を終え、25日にもシドニー湾に戻って来ることが分かった。ブレアさんは今年1月22日に航海を開始。挑戦を通して、気候変動問題への関心を高める活動も行ってきた。
ブレアさんは当初、途中で援助を受けない単独のノンストップ周航を計画していたが、航海開始から72日目、荒れた天候のためマストが破れ、やむを得ず南アフリカの港へ立ち寄った。約2か月の修理期間を経て、再び航海に出発した。
ブレアさんは7月24日、WA州のアルバニーに到着し、135日間にわたる南極大陸の就航を正式に終えた後、今月11日にシドニーに向けて再び出発した。ブレアさんは26日午後1時頃、シドニー湾に到着するとみられている。