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QLD州の失業率、来年上昇の見通し

 【ブリスベン8日AAP】QLD州政府は同州の来年の失業率が上昇することを予想しており、その問題に取り組むための投資を増加する予定。

 アンドリュー・フレーザー財相は、来年度の失業率は3.75%から4.25%へ上昇するとし、9日、その対策として予算を発表する見通し。住宅市場の低迷や経済の停滞により収入が減少しており、フレーザー財相は8億900万ドルの黒字ではなく、赤字を発表することが予想される。

 フレーザー氏は「来年の失業率は4.25%に上昇すると予想している。しかし、これはオーストラリア全体の5%を下回っている」と語った。

 州政府は今後、公共サービス事業における最低2億ドルの削減を実施する。失業率の上昇を食い止めるため、フレーザー氏は300万ドルをライフラインに支給し、財務相談サービスを実施し、また失業した労働者を再訓練するための支援基金を2倍の1000万ドルに引き上げるとした。さらに、解雇されるリスクのある工業の見習いや研修生が訓練期間を終了するために2000万ドルを投入し、また鉱業での雇用増加のために2500万ドルを投資する予定。

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