【キャンベラ9日AAP】オーストラリア人の母親の5人に1人が35歳以上で出産を経験していることが判明し、高齢出産が増加している。
初産の平均年齢は28歳だが、2006年に出産した母親の約21%が35歳以上だった。これは1997年の15%からの上昇となった。また、オーストラリアの赤ちゃんの約3分の1が帝王切開で生まれている。2006年に出産した母親の約84%が以前帝王切開で出産し、再度帝王切開を行っていたことが分かっている。
今回の統計はオーストラリア医療・福祉委員会の妊娠・出産に関する第16回年次報告書に記載されている。
2006年度の出産件数は2005年度よりも9750件多かった。2006年度に誕生した赤ちゃんの8%が早産児(妊娠37週未満)で、1997年の7%をわずかに上回った。また、6%が未熟児(2500グラム未満)で15%が特別治療保育室や新生児治療室に入院した。