政治

飲料ボトル回収制度再開を検討 WA

【パース28日AAP】   WA州政府は2019年から、空き缶や瓶を回収箱に持参して10セントと交換できる制度の再開を検討している。同州は過去に同制度を採用していたが廃止された。

ステファン・ドーソン州環境相は、「空き缶や瓶の回収はごみを減らし、野生動物の保護やリサイクリング文化を奨励する」と話した。

同回収プログラムを40年行っているSA州で、飲料ボトルが占めるごみの割合は10%であるのに対し、WA州は35.2%。2015/16年度にWA州の家庭から出されたごみの量は、世帯当たり週28キロに相当のおよそ150万トンだった。ごみ全体の66%が廃棄場に埋められ、リサイクルまたは再使用される割合は州政府の目標値50%に対しわずか34%だ。2020年はリサイクル65%が目標設定されている。

同州のごみの量は全国平均を上回り、テイクアウェイ容器や飲料ボトル、たばこの吸い殻が全体の61%を占める。州政府は10月23日まで一般の意見を募集している。

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