【キャンベラ10日AAP】以前から経営難が囁かれている保育所「ABCラーニングセンター」の一部閉鎖が遂に発表された。
閉鎖されるのは55のセンターで、来年1月1日より実施される。241のセンターは政府の補助金のもと、来年3月31日まで営業されることになっているが、ジュリア・ギラード連邦教育相はそれ以降の将来的なことについてまでは保証できないとした。
「政府の補助を受けるセンターの経営者たちは、会社の資産価値を上げる法的義務がある。すなわち、このままの状態では赤字経営の241のセンターは閉鎖される」とギラード教育相。
同保育所の1040すべてのセンターの経営を今年末まで維持させるために、連邦政府は既に2200万ドルの公金を投入している。今回、241のセンターを3月31日まで運営させるための補助金として、さらに3400万ドルがつぎ込まれることになった。