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豪の子供たちは食用色素の摂取量が低め

 【シドニー11日AAP】専門家が11日に発表した調査結果によると、オーストラリアの子供たちの食べ物に含まれている食用色素の量は非常に少ないことが分かった。

 海外では、一部の食用色素によって子供たちが多動になることがあるという調査結果が出ており、英国では今年、キャンディーなどに含まれていることが多い黄色やオレンジ、赤など6種の食用色素の使用が禁止された。

 豪州・ニュージーランド食品局の主任研究員であるポール・ブレント氏は、「オーストラリアの食品に対する色素の含有量は、ほとんどが最大許容値の25%未満であることが調査結果で分かった」と述べ、オーストラリアの子供たちの食用色素の消費量は、英国サウスハンプトンの調査結果に示された値よりもかなり低いと話した。

 一方で同氏は、人によっては、食用色素によって発疹、頭痛の症状が出たり、日常の行動に変化が表れたりすることがあると述べた。

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