【キャンベラ11日AAP】豪州統計局は11月の失業率を4.4%と発表。前月より0.1%上がったことを受け、ケビン・ラッド首相は国内経済活性化に向け、さらなる支援を約束した。
今週、連邦政府は104億ドルを投入した経済活性化プランの一環として、年金受給者や低所得世帯に対しボーナスの支給を開始。「国内経済への影響を軽減するために、将来、さらなる支援を発表するつもりだ」とラッド首相。
豪州統計局のデータによると、11月の失職数は1万5600件。しかしながら常勤雇用数は8800件増加した。専門家は、11月の失業率は4.5%になると予想していた。
ジュリア・ギラード雇用・職場関係大臣はメルボルンでレポーターに対し、「連邦政府は常に、オーストラリアは海外の金融危機の影響を受けることはないと言ってきた。雇用も含め、世界的不況の影響は我々の生活に影響しない」と話した。