【ブリスベン29日AAP】 カンタス航空は、新型ボーイング787-9「ドリームライナー」4機をブリスベン発着とすると発表した。QLD州から新たな直行便路線の扉が開かれると期待される。
4機は2018年半ばから運行開始予定。名前を一般公募した結果、1機目は“グレートバリアリーフ”に決まった。カンタス航空のジョイスCEOは29日、「当初は747機の飛行ルートをドリームライナーに置き換える予定だったが、新たな目的地も検討している」と語った。ドリームライナーはシカゴやシアトル、バンクーバーなど北米都市への直行を可能にする。
QLD州政府はビジネス誘致基金(IAF)を使い、ドリームライナーのブリスベン発着を獲得した。パラシェイ州首相は、「州郊外の家族連れや事業が世界中とつながることになる」と歓迎した。
ブリスベン空港によると、ドリームライナー4機によって年間旅客定員は7万席増となる。