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キャンベラでもATM爆破事件が発生

 【キャンベラ13日AAP】13日未明にキャンベラでATM(現金自動支払機)が爆破される事件が発生し、警察が捜査を行っている。オーストラリア東海岸の都市では同様の事件が立て続けに発生しており、すでに20件を超えている。

 爆破事件があったのはキャンベラ南部のフィリップ地区で、13日午前2時33分ごろに発生した。爆破されたナショナル・オーストラリア銀行のATM機の破片は100メートル以上吹き飛び、道の向かい側の建物のガラスが粉々に破壊された。警察は「現在のところ、けが人はいない模様」と発表している。事件の目撃者2名が警察に情報を提供しているが、警察ではさらなる目撃情報を求めている。

 ATMが爆破される一連の事件は、ブリスベン、シドニー、メルボルンなど、州をまたいで発生しているため、VIC州やNSW州、QLD州の警察が合同捜査を行っている。首都特別地域(ACT)警察は、今回の事件を他州で発生した事件とは直接結びつけていない。

 先週、シドニー在住のカップルが、ブリスベンで起きたATM爆破強盗事件の犯人として逮捕されている。QLD州警察のマイク・コンドン警視正は、NSW州やVIC州で発生した同様の事件25件との関連性を捜査しているところだと発表している。

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