生活

まだまだ続く? インフルエンザ大流行

【シドニー1日AAP】  NSW州では今年8月、インフルエンザにかかったと報告された人の数が3万9000人を超え過去最高を記録した。専門家らは流行のピークは越したものの、向こう数週間は流行が続くとの見方を示し、気を緩めることなく予防に努めるよう呼びかけている。

 

NSW州保健当局の統計によると、今年8月だけで州内のインフルエンザ患者は3万9082人に上り、今年の患者総数はこれまでに6万2948人となり、2016年の患者総数の約2倍となっていることが分かっている。また、昨年8月のインフルエンザ患者数は1万3602人、2015年8月は1万2901人だった。

 

NSW州保健当局のシェパード氏は、GPや救急外来などで受けることのできる感染診断テストが、従来よりもウイルスを発見しやすく改良され、このことが患者数急増の一因と分析。「われわれのウイルス監視システムは、国内で最も優れている」とコメントした。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら