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美容サロン死亡事故 医師が見直し訴え

【シドニー1日AAP】  シドニーの美容サロンで8月30日、資格を持たない女が女性に麻酔をかけ、女性が心停止の後に死亡した事故を受け、オーストラリア・ニュージーランド麻酔医師大学(ANZCA)のデービッド・A・スコット教授は、NSW州保健当局に対し改善策を模索するための協議を申し入れた。

 

死亡した35歳の女性は30日、サロンで働いていた中国人の女に局部麻酔を打たれた後、豊胸用のフィラーを注入された。女は資格を持っておらず、観光ビザで滞在していたことが明らかになっている。スコット教授は州によって基準が異なるとして、国としてのガイドラインを設けるべきだとしている。

 

さらに、オーストラリア美容整形外科医協会のマグナッソンン会長は、治療を受ける施設が認定されているか、施術者に資格があるか、必ず確認するよう呼びかけている。このような資格証明などは通常、分かりやすい目に見える場所に提示してあるという。

 

 

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