【メルボルン5日AAP】 VIC州フィリップ島の人気観光施設、ペンギンパレードのビジターセンターが、悪天候により構造的な被害を受けてパレードの一時休止を余儀なくされた。
ペンギンパレードは3日、開園以来初めて休止した。催行側は、ビジターセンターを迂回する仮の入り口を設け、事前に予約した観光客向けに4日の営業を行った。
VIC州は週末にかけて強風に見舞われ、最大風速115キロを記録した地域もあった。今週もフィリップ島周辺で強い風雨が予想されていることから、パレード見学の事前予約者用に仮の入り口が使われる見通し。
ペンギンパレードはメルボルンから車でおよそ90分の場所に位置し、夕暮れ時に海から岸に上がってくるリトル・ペンギンを見ようと、毎年観光客数千人が訪れる。