【シドニー8日AAP】 シドニー南西部リバプールで7日午後8時半頃、建設中の高層ビルの一部が燃焼した。NSW州警察は不審火の可能性があるとして、捜査を続けている。火災が起きたのは、コロネーション・プロパティーが建設中の「ペイパー・ミル」と呼ばれる高級アパート。
ペイパー・ミルは200世帯が入居予定で、販売価格は46万5,000ドル~120万ドルとなっており、ほぼ完売の状態だという。コロネーション・プロパティーの広報担当者によると、焼けたのはほぼ一部で、この火災で工事日程が遅れることはないとしている。
NSW州警察によると、この火事による死傷者は出ておらず、放火の可能性があるとして調査を続けているもようだ。また、コロネーション・プロパティーは、問題となっている可燃性の外装材は一切使用していないと強調。「火災後も、構造はしっかりと保たれている」とコメントした。