【シドニー9日AAP】 NSW州警察では、半年間限定で爆発物を所持している人たちに恩赦を与える取り組みを行っており、平均で毎週188個の起爆装置が回収されているという。
警察によると、およそ170キロの火薬と工業用爆薬と、3キロメートル以上の安全信管と起爆コードがこれまでに回収されている。
警察では「まだ所有している人たちがたくさんいる」とし、心当たりのある人は警察に連絡するように呼びかけているが、同時に「ライセンスを不所持の場合や安全確認なしに爆発物を触ったり動かしたりした場合には、恩赦は適応されない」としている。
恩赦は今月14日の23時59分で終了となり、それ以降に爆発物を所持している場合は起訴対象となる。