【メルボルン9日AAP】 メルボルンで、こどもに義務付けられている予防接種をさせていなかった疑いのあるGPに対して、警察による強制捜査が8日に行われていたことがわかった。
メルボルン東のミッチャムにある、ナリダ・ジェームス・ナチュラル・ヒーリングセンターに勤務していたジョン・ピエッセ医師は、予防接種反対のイベントに参加した際に「私は『予防接種していない子は遊ぶべからず』の法律から家族を守るために一生懸命活動している」と自身のことを語っていた。
強制捜査に参加した医療従事者条例機関(AHPRA)は、1年前からピエッセ医師を調査していたとし、 法的効力のある契約を同医師と先週交わしていたという。
当面の措置としてAHPRAが調査中は、ピエッセ医師の診察は休業になるという。