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NSW男児失踪から3年 警察が苛立ち

【シドニー12日AAP】   NSW州中北部沿岸部でウィリアム・タイレル君(当時3)が祖母宅から行方不明になって、丸3年が経過した。州警察は苛立ちを示すとともに、タイレル君を必ず発見する決意を示している。

捜査を主導するゲリー・ジュベリン警部は12日、過去1年で容疑者と考えられる数百人を除外したと話した。警察は、小児愛者や性犯罪者の関与も視野にいれる一方、タイレル君の失踪に“1人の人物による介入”があったと想定して捜査を進めている。州警察はタイレル君発見の手がかりとなる情報に、報奨金100万ドルを提供すると発表している。

タイレル君は2014年9月12日、ポートマッコーリー南のケンドールの祖母宅から失踪した。先月、タイレル君が里親家族に育てられていたなど、実の両親の名前とともに失踪前の保護状態が明らかにされた。育ての家族は、「無事に見つかって私たちの元に帰れるよう、望みを捨てない」とフェイスブックに投稿した。

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