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Y世代、財政的に最も不安定 調査結果

 【シドニー9日AAP】新調査の結果、豪人の中で貯蓄がほとんどない、借金が多い、収入と比較して住宅費が高いという財政的に最も不安定な状況にあるグループはY世代であることが分かった。

 バンクウエスト・フィナンシャル・フィットネス・インデックスは1000人以上の豪人を対象にオンラインで調査を実施し、貯蓄、保険、収入に対する住宅費、借金への依存度の4つのカテゴリーに分類して調査した。その結果、豪人の22%が借金に依存し、定期的な貯蓄がない、保険がない、住宅費が高いという財政的に不安定な状況にあることが判明した。また、財政的に安定しているのはわずか21%で、貯蓄も保険もあり、収入に対して住宅費が低く、資産が多かった。58%の大多数が「安定」のボーダーラインに位置し、ある程度の貯蓄と保険があり、適度の借金に依存し、住宅費は平均的だった。

 30歳未満のY世代が財政的に最もリスクが高く、29%が「財政が不安定」、64%が「安定」のボーダーラインで、「安定」はわずか7%だった。一方、ベビーブーマー世代や退職者の暮らしぶりははるかに良く、「不安定」に分類されたのはベビーブーマー世代の15%と退職者の9%と低く、財政的に最も安定している割合はそれぞれ32%と29%だった。

 調査によると、男性は女性よりもお金のやりくりが上手で、女性の3人に1人が借金依存度が高いのに対し、男性は約5人に1人の割合だった。また、財政的に不安定な州のトップはNSW州とACTだった。

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