生活

RSPCA、山火事被害の動物救出を行う

 【メルボルン10日AAP】多数の人々が被害に遭ったVIC州の山火事では、数多くの動物たちも犠牲になっている。

 RSPCA(王立動物虐待防止協会)のマリア・メルクーリオ会長は、同協会の動物収容施設や調査員は24時間体制で動物に対する緊急援助に備えているとした。また、政府や他の動物保護団体も、野生動物やペット、家畜などに緊急ケアを行いながら、VIC州各地の援助センターへ寄付により集められた餌の支給を行っていると述べた。

 「RSPCAではVIC州全土にある収容施設において(動物たちに対する)短期滞在施設及び獣医によるケアサービスを提供している。今回の山火事被害に遭わずに済んで動物を引き取ってもいいと思っている人は今、是非行動を起こしてもらいたい。そうすれば小屋に空きができてより多くの動物たちに緊急の寝場所を提供できる」と同会長。

 またメルクーリオ会長は、RSPCAの緊急援助活動を支援したいという人に対し、同協会のホームページ(www.rspcavic.org)上のフォームで支援内容を書き込み、提出することができると話した。

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