【シドニー10日AAP】NSW州はVIC州で発生した山火事の被害者を支援するため100万ドルを寄付した。
ネイサン・リースNSW州首相は、今回の寄付は赤十字を通じて行われたとし、また、州議事堂に弔問名簿を備えると話した。「この山火事は国家危機であり、隣人であるVIC州をできる限りのことをして手助けしたい」と同首相。
NSW州は既に300人の消防士と71人の消防車を現場スタッフの交代要員として派遣している。また、NSW州警察からは9人の警察官が被災者の身元確認をするためのトレーニングを受け、NSW州救急サービスの隊員5人も現場で待機している。
ネイサン・リース首相は、NSW州政府関連の建物に掲げられている旗はすべて半旗となっていると話した。また、野党健康スポークスウーマンのジュリアン・スキナー氏は、支援を考えている人は是非、献血を行ってほしいと述べた。
VIC州警察は10日、山火事での死亡者数が181人に達したと発表した。