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海軍ダイバーがサメに襲われ重傷 シドニー湾で

 【シドニー11日AAP】11日午前7時前、オーストラリア海軍のダイバーがシドニー湾で新技術のテストを行っていた際、サメに襲われ手と大腿部に重傷を負った。

 海軍は、国内の港や海軍基地、船などを海中からの攻撃から守るための新技術のテストをシドニー湾にて2月2日から行っているが、今回被害に遭ったダイバーはこの作業を行っていたところだった。サメに襲われたダイバーは応急処置を受けた後、セント・ビンセント病院で手術を受けた。

 海軍のナイジェル・コーツ少佐は、軍のダイバーがサメに襲われたのは初めてだと思うとしたうえで、「被害に遭ったダイバーは数回サメにパンチをしたようで、その後サメはすぐいなくなった。あっという間の出来事だったと聞いている」と述べた。

 シドニー湾で発生したサメ襲撃事件では、1963年、ミドル・ハーバーでマーサ・ハザウェイさんがメジロザメに襲われ死亡した。タロンガ動物園のサメ専門家、ジョン・ウエスト氏は、今回もメジロザメの可能性が高いとしている。

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