【シドニー11日AAP】金融機関が行った調査結果では、バレンタイン・デー(2月14日)の時期に離婚するカップルが多いことが明らかになった。
バンクウエストによる「愛がおかしくなった時(When Love Goes Wrong)」と題された調査は、過去5年以内にパートナーと別れた470人を対象に今年1月下旬、オンライン上で行われたもの。この調査結果では回答者の19%が離婚後、新生活を始めるのに10万ドル以上かかるとした。また、半数以上が友人を失ったと答えたものの、46%の回答者が離婚後、より社交的な生活になったとした。
同調査ではこの他にも、4組に1組の既婚カップルが共同で住宅を購入しており、3組に1組がテレビセットや冷蔵庫、車などの物品を購入するために共同名義でローンを組んでいることが分かった。
バンクウエストの戦略・商品担当責任者であるセリナ・ダンカーフ氏は11日に発表した声明の中で、回答者の4人に1人が離婚後、経済的に安定するまでに2年以上かかるとみていることが明らかになったと述べ、離婚後の支出管理に関して堅実で独立したアドバイスを受けるべきだと話した。